- 一般歯科とは?
- 虫歯・歯痛・歯ぐきの腫れなど、保険が適用される歯科治療全般
一般歯科では、保険診療の対象となる治療をメインに行います。虫歯・歯痛・歯ぐきの腫れ・歯周病・根管治療・入れ歯など幅広い治療を行います。
歯科治療の中で最も基本的な処置を施す診療科ですが、乳幼児からお年寄りまで幅広い治療を行います。当院ではカウンセリングを大切にし、患者様に治療内容を丁寧に分かりやすくご説明します。
- 生まれ持った歯を守る、なるべく「削らない」「抜かない」治療を心掛けています。
- 抜かない・削らない治療を実現するためには、異常の早期発見・早期治療が大変重要になります。
少しでも歯のお悩みを感じたら、早めに歯医者までご相談下さい。
- 虫歯治療
- 歯が痛い・しみる…そんなときは放置しないで早めに歯医者を受診しましょう。
- 虫歯の治療は早期発見・早期治療が大切です。初期の虫歯には痛みなどの自覚症状がなく、進行するにつれ違和感や痛みを感じるようになります。症状を自覚した時には既に虫歯が進行していることも少なくありません。大切な歯を失わない・削らないためにも、少しでも違和感を感じたら歯医者を受診しましょう。
- 虫歯の進行と治療法
- エナメル質に到達した虫歯
- 歯のエナメル質に穴があいた状態です。自覚症状はありません。
虫歯の部分を削り取り、歯科用プラスチック(レジン)を詰めます。
- 歯がしみて痛む症状が出始める
- 虫歯が象牙質にまで進行した状態です。甘いものや冷たい水が染みるなどの自覚症状がではじめます。
C1と同様ですが治療範囲が大きくなり、むし歯の大きさによっては金属などでできた詰め物を装着します。
- 歯に強い痛みの症状が出ます
- 虫歯が歯髄(歯の神経)まで達した状態です。強い痛みを感じます。
歯の神経を除去し、根管の消毒と治療を行います。つめ物(インレー)または、かぶせ物(クラウン)を装着します。
- 抜歯が必要なまでに進行した状態
- 歯髄が壊死、歯の根元だけが残っている状態です。放置すると根の先、顎の骨にまで病変が達し、歯ぐきや顔まで腫れ激しい痛みを伴います。
多くの場合歯を残すことが難しくなります。抜歯後は入れ歯やインプラントなどを装着します。
患者様に負担が少ない治療で済むよう、早めのご来院をお願いします。
- 歯周病治療
- 日本人が歯を失う原因の第1位は歯周病です。
- 成人の約7割が歯周病だというデータもあり、他人事ではすまされません。歯周病というと中年の病気のイメージがありますが、最近では若者の罹患者も増加してきています。進行するまで自覚症状がほとんどでないため、定期的に歯科検診を受診することで予防できます。
- 健康な状態
歯と歯ぐきの間に適度なすき間があります。歯ぐきはきれいなピンク色です。
- 軽度の歯周病
歯肉炎といわれる状態。歯ぐきが赤く腫れ、歯磨きで出血することがあります。
- 中等度の歯周病
歯ぐきの炎症が進み、歯根膜や歯槽骨にまで炎症が広がっていきます。歯肉が後退するため、歯が長くなったように見えます。
- 重度の歯周病
歯を支える歯槽骨が半分以上溶けてなくなり、歯がグラグラします。痛みや口臭がひどくなります。
- 歯周病の治療方法
- 歯周病の検査
歯周ポケットの深さ(mm)や出血の有無、歯石の付着具合などを調べます。必要に応じてエックス線撮影もおこないます。
- スケーリング
歯石(プラーク)が付着している箇所を特殊な器具を使用して除去していきます。歯石除去をすることでプラークがつきにくい状態にし、口腔内を改善させます。
- ブラッシング指導
日々の歯磨きは歯周病予防に大切です。プロフェッショナルによる正しいブラッシングをお教えします。
- 更に進行した歯周病には『歯周外科』という選択肢
中等度以上に進行した歯周病に対して行う処置を『歯周外科』といいます。スケーリングではどうしても取り切れなかった歯石を、歯肉を切開し歯の根を見える状態にして確実に歯石を取り除きます。歯周病により顎の骨量が少なくなっている場合は、骨を補填する治療『骨造成』を行います。
- 小児歯科
- 虫歯にならないための予防歯科を中心に、
子供の歯科について何でもお気軽にご相談下さい。
乳歯の健康を守り、永久歯への健全な生え変わりをサポートします。子供が歯医者嫌いにならないよう、痛くない怖くない歯科治療を心がけます。虫歯治療やフッ素塗布、シーラント、歯磨き指導など子供の歯に関する事をトータルでサポートしています。
- 歯科検診
- トラブルと無縁な口腔内は、
定期的な歯医者での歯科検診が必要です。
当院の歯科検診では、虫歯・歯周病の有無やお口の健康状態を検査・診断、お口のお掃除などを行います。歯石の除去はもちろん、ご自身でも的確な歯磨きが出来るよう、歯ブラシの選定から歯の状態に合わせたブラッシング指導など、歯のプロである歯科医師、歯科衛生士が行います。
- 舌の痛みや痺れの改善
- 慢性的に舌が痛む、舌が痺れる、舌がヒリヒリするなどの
症状は「舌痛症」かも
舌がヒリヒリする・火傷のように熱いなどの症状にお悩みの方は『舌痛症』かもしれません。当院では、日本口腔外科学会認定の専門医が巡回している歯医者です。舌の痛みなど専門的な治療が可能です。舌だけでなく、お口にできる出来物などの治療も得意としています。
- 知覚過敏の治療
- 歯がしみる症状が続く場合は
知覚過敏かもしれません。
冷たい水や食べ物を摂るとしみる、甘味や酸味の強いものがしみるなどのトラブルは知覚過敏かも知れません。知覚過敏は歯医者での治療が可能です。知覚過敏の症状が続くようであれば、歯医者で適切な処置と指導を受けましょう。歯医者では、フッ素塗布、象牙細管の開口部の狭窄・封鎖、コーティング剤塗布、レジン充填などで症状を改善します。